四大陸選手権に宇野昌磨がいない!出場辞退の理由と次戦について

アフリカ・アジア・アメリカ・オセアニアの四大陸の選手が対象の、四大陸フィギュアスケート選手権が韓国で開幕。

全日本選手権で2位の羽生結弦選手、3位の鍵山優真選手らが出場。

しかし、全日本選手権を優勝した宇野昌磨選手の姿がありません。

もちろん宇野昌磨選手も代表に選ばれましたが、出場を辞退したとのこと。

四大陸選手権に宇野昌磨選手がいない理由について、調べてみました。

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宇野昌磨は代表選出されていた

宇野昌磨選手は、四大陸選手権の日本代表として選出されていました。

四大陸フィギュアスケート選手権大会の選考基準は下記となっています。

全日本選手権大会終了時に、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。

A)全日本選手権大会 10 位以内

B)全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位 6 名

C)全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位 6 名

D)全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位 6 名

https://skatingjapan.or.jp/common/img/info/20190619_FS_Senkokijun.pdf

実際に男子シングルの代表に選出されたのは、宇野昌磨選手、羽生結弦選手、鍵山優真選手でした。

基準Aの全日本選手権の成績では、宇野昌磨選手が1位。羽生結弦選手が2位。鍵山優真選手が3位で、順位どおり。

基準Bのワールドスタンディングでは、羽生結弦選手が7位。田中刑事選手が17位。宇野昌磨選手が23位。鍵山優真選手が46位。

基準Cのランキングでは、羽生結弦選手が2位。宇野昌磨選手が3位で上位。ジュニアの鍵山優真選手は50位。全日本で4位だった田中刑事選手が17位。

基準Dのシーズンベスコアでは、羽生結弦選手が322.59で2位。宇野昌磨選手が255.23で9位、田中刑事選手が250.02で14位。鍵山優真選手が245.35で17位。

宇野昌磨選手は4つの基準の1つで1位。2位が2つと、代表選出されて当然の成績でした。

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出場辞退の理由

1月6日に日本スケート連盟が、宇野昌磨選手の四大陸選手権出場の辞退を発表。

その理由は、練習拠点をスイスに移したことによるものです。

年明けより、本格的にシーズン中の拠点を海外へと移したため、地に足をつける意味でもまずは新たな環境に身を慣らし、世界選手権に向けてジャンプ精度の向上と合わせて、ランビエール氏と共にプログラムの完成度を高めていきたいと考えており、今回はこの様な選択をさせていただきました。四大陸選手権を楽しみにして下さっている皆様、スポンサーの皆様、そしてメディアの皆様、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。これからも今まで通り一日一日を大切に精進し、世界選手権ではシーズンの集大成となる演技をお見せできるよう精一杯頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-01060183-sph-spo

宇野昌磨選手は、今シーズン当初は不調にあえいでいました。

グランプリシリーズ初戦のフランス国際でシニア転向後の最低成績で、ファイナル出場を逃しています。

しかしその後、ステファン・ランビエールコーチに指導を仰ぐと、見事に復調。

正式なコーチ発表後の全日本選手権では4連覇を決めるとともに、羽生結弦選手を初めて直接対決で制しました。

この勢いで四大陸選手権、世界選手権も優勝と思っていましたが、まずは新コーチと完成度を高めるとのこと。

なかなか、地についた考えだと思います。

ランビエールコーチとの相性は抜群のようですから、今後の活躍が期待されますね。

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新コーチはランビエール

宇野昌磨選手の新コーチに就任したステファン・ランビエールさんは、スイス出身のスケーター。

現役時代はトリノオリンピックで銀。世界選手権も2005年、2006年に連覇したトップスケータでした。

端正な顔立ちと、優雅な佇まいで女性ファンの人気も抜群。そして、世界一と評されたスピンで芸術的な演技を披露してきました。

これから宇野昌磨選手にコーチしていくことで、どんな魅力が引き出されるのでしょうか?

キュートながらもセクシーな魅力がある宇野昌磨選手が、さらに磨かれていくことになるのは間違いないでしょう。

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宇野昌磨の次戦は?

四大陸選手権を辞退した宇野昌磨選手ですが、2020年の世界選手権の日本代表にも選ばれています。

2020年3月18日から22日に行われるISU世界フィギュアスケート選手権が、宇野昌磨選手の次戦ということになります。

男子シングルの日本代表は、宇野昌磨選手、羽生結弦選手、田中刑事選手です。

宇野昌磨選手は世界選手権で2017年、2018年に銀メダルを獲得。2019年は4位に終わっています。

雪辱を期す思いでいっぱいでしょう。

四大陸選手権は宇野昌磨選手の姿を見ることはできませんが、世界選手権での活躍を期待しましょう!

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