最近は走っている人、多いですね。
ジョギングやランニングをする人、
いわゆるランナー人口はなんと1,000万人もいるそうです。
マラソン大会を目標にしている人。
ダイエットや健康目的の人。
ストレス解消に走っている人。
様々な人がいますね。
走るのは気持ちいいですが、
突然、脇腹が痛くなったこと、ありませんか?
時には、立ち止まるほど痛むこともあります。
走ると脇腹が痛くなるのはなぜなんでしょう?
その理由と対策方法を調べてみました。
走ると脇腹が痛くなる理由
なぜ、走ると脇腹が痛くなることがあるのか。
実は完全に理由がわかっているわけではありませんが、
大きく分けて3つの原因があるとされます。
①横隔膜や脾臓の痛み
②大腸と腹壁の摩擦よる痛み
③内臓の血液不足による痛み
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横隔膜や脾臓の痛み
走っているときに右の脇腹が痛くなった。
この痛みの原因は横隔膜の痛みだと考えられます。
右の脇腹には人体最大の臓器である肝臓があります。
そして肝臓は横隔膜にぶら下がるように固定されています。
走ることにより、大きな肝臓が揺れ
肝臓につながっている横隔膜が引き下げられることにより痛みが出るのです。
また、逆の左の脇腹が痛くなったとき。
これは脾臓の痛みだと考えられます。
脾臓は血液をためておく役割があり、
運動時には血液を送り出します。
激しい運動をしたときなどは
この脾臓が過剰に働き、痛みを伴うのです。
大腸と腹壁の摩擦による痛み
大腸にガスがある状態で走ると、その振動によって、
ガスが大腸上部の曲がり角にたまっていきます。
via http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n97718
そのガスによって膨らんだ腸が、
腹壁と摩擦を起こして痛みを感じると考えられています。
内臓の血液不足による痛み
食事をすると内臓は消化吸収をするために
大量の血液を必要とします。
一方で、全身運動である走るという行為も
筋肉に酸素を運ぶため、多量の血液が必要です。
つまり、消化吸収を行っているときに走ってしまうと、
筋肉などに優先的に血液がいき、内臓は血液不足になります。
そうすると内臓は痙攣を起こし、痛みが発生するのです。
脇腹の痛みを予防する方法
準備運動をしっかりとする
体がビックリしないように、しっかりと準備運動をして走りましょう。
腹筋のマッサージ
腹部の血行をよくするようにマッサージを行いましょう。
運動前の食事を控える
走る直前に多量の食事を摂るのは控えましょう。
2時間前までには、通常の食事を終えておきましょう。
消化のよいものを食べる
ガスを貯めないように消化の良いものを食べましょう。
また、よく噛んで食べることも重要です。
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痛みが出てしまったときの対処法
痛みがある部分を押さえる
内臓が揺れないように押さえると、痛みが和らぎます。
走るスピードを落とす
振動を抑えて、内臓の揺れを防ぎます。
深呼吸、ストレッチ
止まることができるなら、ストレッチをして深呼吸をしましょう。
痛む脇腹と逆の手を上げ、体をすこしそらす
右脇腹が痛むなら左手、逆なら右手を上げ、
体を少しそらすと痛みが止まるそうです。
走りながらでもOKです。
まとめ
・内臓の血液不足による痛み
・食事を摂る時間を考える
走るペースが速いと脇腹痛が出やすいと思います。
ダイエット目的なら、速度はあまり必要ありません。
十分に空気を取り込めるスローペースのほうが脂肪燃焼効果が高いです。
脇腹痛に気をつけて、
気持ちのよいジョギング、ランニングを楽しみましょう。
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