自覚できないと恐ろしい加齢臭。
あなたは大丈夫ですか?
・電車に乗っている時に、近くの人になんだか嫌な顔されていませんか?
・職場で妙に換気をする人が増えていませんか?
・妻や子どもに避けられている気がしませんか?
・洗濯物が別々に洗われるようになっていませんか?
もしかすると「加齢臭」のせいかもしれません。
「加齢臭なんて、人事だと思っていた…」
みんな、そうなんです。
でも気づいてください。
自分では若いと思っていても、いつのまにかオヤジになっているんです。
当然、体臭もオヤジ臭くなっている可能性が高いのです。
このままでは周りの人に嫌がられるばかりでなく、
家族とのスキンシップもできません。
加齢臭の消し方を学んで、爽やかさを取り戻しましょう。
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加齢臭の消し方
加齢臭を少なくするには、朝のシャワーがおすすめ。
胸と背中に30秒ずつお湯を浴びるだけでOK。
これだけで加齢臭の元である皮脂を落とすことができます。
耳の後ろも大事ですが、まずは大きな場所から。
シャワーを浴びる時間がなかったり、
冬場などは寒くてシャワーに入ることができないかもしれません。
そんな時は、お湯で濡らしたタオルで、
胸と背中を30秒ずつ軽く拭うだけでも効果があります。
加齢臭対策用の石鹸を使うのもよいですが、
まずは朝に就寝時にかいた汗を拭うことからはじめましょう。
毎日の入浴時にしっかりと対策
お風呂は湯船にしっかりと浸かっていますか?
シャワーだけで済ませている人も多いのではないでしょうか?
シャワーだけで済ましていると、汗腺の機能が衰えます。
そうすると老廃物などのニオイのもととなる不純物がたまってしまいます。
お風呂は、シャワーだけではなく湯船に入りましょう。
また、体は面倒なときでも必ず石けんで洗いましょう。
念入りに洗う場所は、 耳の後ろ側、胸、背中、脇です。
皮脂の分泌が多い場所ですので、しっかりと洗いましょう。
加齢臭ってそもそも何?
「オヤジ臭い」という臭い。
女子高生やOLだけでなく、誰もが鼻をつまむ「加齢臭」
この加齢臭の臭いの原因は「ノネナール」という成分で
1999年に化粧品会社の資生堂によって発見されました。
ノネナールは加齢とともに発生する脂肪酸が
雑菌により分解、酸化されて発生します。
10代や20代のときはこの脂肪酸はほとんど分泌されていませんが、
中高年になると分泌量が増加します。
そうするとノネナールも増加して「加齢臭」が発生するのです。
加齢臭のニオイはどんなニオイ?
オヤジ臭い、加齢臭のニオイって独特なニオイではないでしょうか。
よく例えられるのが、古本屋の臭いや腐ったチーズの臭い。
または、ろうそくの臭いとも言われます。
さまざまな臭いが体臭と交じり合っている場合もあり、
一概にコレということはできません。
ただし、臭いの原因が皮脂の酸化にありますので、
脂っぽい臭いがベースにはあるのでしょう。
加齢臭が多く発生する場所は?
加齢臭の発生する場所は
「耳のうしろ」
ということを聞いたことがあるかもしれません。
もちろん耳のうしろも臭う場所ではありますが、
これは洗い残しが多い場所だということもあります。
実は耳の後ろよりも多く加齢臭が発生する場所があります。
それは「背中」
加齢臭の原因は皮脂。
ということは皮脂の分泌量が一番多い場所が、
最も加齢臭が発生する場所です。
皮脂を分泌する皮脂線の多い場所というのは当然、面積の広い場所。
つまり「背中」や「胸」が加齢臭が一番発生する場所と言えるのです。
女性に加齢臭はないの?
もちろん女性も加齢臭はあります。
ただし、男性ほどは気にならないことが多いです。
皮脂酸の分泌は男性ホルモンによって促進されます。
男性ホルモンが少ない女性は、加齢臭の原因である皮脂酸が少ないのです。
また、女性の方が臭いや身だしなみに気を使っていることも
女性の加齢臭が気にならない理由でしょう。
まとめ
・皮脂を落とすことが加齢臭を消す方法
・しっかりと湯船に浸かって入浴する
・面積の広い「背中」「胸」をしっかりと洗う
自分の臭いというのは、意外と気づかないもの。
臭いって慣れてしまいますからね。
できれば、人に気づかれる前に対策しておきたいものです。
面倒臭がらずに、しっかりと洗って、爽やかさを保ちましょう。
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