東京オリンピックで金メダルを目指す、ボクシングの堤駿斗選手。
国内では圧倒的な強さをみせ、世界でも活躍が期待されます。
本来の実力が出せれば、代表は間違いないところですが…
堤駿斗選手はオリンピックに出場できるか、階級やライバルについて調べてみました。
堤駿斗はオリンピックに出場できる?
ボクシングは東京オリンピックでの除外が検討されていました。
最終的に競技存続が決まりましたが、代表を選ぶ予選は大きく遅れています。
オリンピック予選は、2020年3月3日から行われたアジア・オセアニア予選と、2020年5月13日から行われる世界最終予選です。
それぞれの階級で上位4人~6人に入れば、オリンピック内定です。
また、日本の場合は開催国枠がありますので、自力で枠を獲得できなかった場合にも、予選の最上位進出者であれば代表の可能性があります。
堤駿斗選手は、すでに行われたアジア・オセアニア予選に出場しています。
その結果は…
なんと、予想外の初戦判定負け。
1Rは動きが良かったものの、2Rから完全に相手ペースとなってしまいました。
しかし、まだパリで行われる世界最終予選が残っています。
ここで、勝つことができれば自力で枠を獲得することが可能。
瀬戸際に追い詰められた感はありますが、本来の実力を出すことができればオリンピックに出ることはできるでしょう。
階級のライバルは那須川天心?
堤駿斗選手はバンタム級(52-56kg)です。
オリンピックでは、バンタム級がなくフェザー級(54-57kg)での出場となります。
堤駿斗選手は、高校時代から全国6冠など圧倒的な力を見せてきました。
また、全日本選手権2連覇など、国内にライバルはいないような気がします。
同学年、同階級に堤駿斗選手もライバルと認める松本圭佑選手がいますが、すでにプロ転向。
オリンピックのライバルは海外選手ですね。
そして、競技は違いますが、ライバルといえる存在がキックボクサーの那須川天心選手。
堤駿斗選手と那須川天心選手は、家族ぐるみで交流する仲。
年は堤駿斗選手が一つ下で、幼い頃の極真空手時代から那須川天心選手の背中を追いかけてきたといいます。
那須川天心選手がいち早くメジャーになりましたが、今度は堤駿斗選手の番ですね!
今後は兄弟もライバルに
堤駿斗選手は3人兄弟の次男で、弟の麗斗さんもボクシングをされています。
兄の背中を負いながら、素晴らしい結果を残されています。
・U-ジュニア・U-15 4年連続優勝
・アジアジュニア優勝
・インターハイ優勝
・国体優勝
・ハバロフスク国際トーナメント準優勝
・JOCジュニアオリンピックカップ優勝
堤駿斗選手と同等の成績を残しています。
お兄さんのライバルといえる存在に成長しそうですよね。
長男の勇斗さんもボクシングをされていたのですが、現在はどうされているのかわかりません。
二人の兄弟のサポートをしているという情報もありました。