ボクシング界のニュースターとなれるか。
オリンピック代表候補の逸材である、ボクシングの堤駿斗選手。
その強さ、実績から井上尚弥2世とも呼ばれる存在です。
堤駿斗選手の戦績、強さの秘密について調べてみました。
堤駿斗の戦績がスゴイ
・70戦65勝(20KO・RSC)5敗
※2018年スポーツ紙が報じた戦績 ※RSCはプロのTKOに相当
【主な獲得タイトル】
・AIBA世界ユース選手権フライ級優勝
・第87回全日本選手権バンタム級優勝
・第89回全日本選手権57kg級優勝
堤駿斗選手は小学4年時にボクシングを始め、ボクシングの名門習志野高校に進みます。
1年時はアジアジュニア選手権、インターハイ、AIBAジュニア世界選手権大会で敗退するものの、全国国民体育大会全国大会と全国高等学校選抜総合体育大会を制し、全国2冠を達成。
2年時は、ASBCアジアユース大会で優勝。さらに高校選手権大会3冠を達成。
3年時も国体・総体・高校選抜を制し、高校6冠を果たしました。
そして、アマ日本一を決める全日本選手権バンタム級で優勝。
高校生での優勝は、「モンスター」井上尚弥選手以来という快挙。
堤駿斗選手は、井上尚弥2世と呼ばれることになります。
ちなみに、井上尚弥選手のアマでの戦績は81戦75勝(48KO・RSC)6敗。
まさに、井上尚弥選手にひけをとらない戦績ですよね。
堤駿斗選手は高校卒業後、東洋大学に進学。東洋大学は、オリンピックで金メダルを獲った村田諒太選手の母校でもあります。
堤駿斗選手の快進撃は大学でも止まることはなく、再び全日本選手権を優勝。
井上尚弥選手が成し遂げられなかった、オリンピックの金メダル獲得に向けて爆進中です。
強さの秘密は父親との特訓?
堤駿斗選手の強さの秘密は、才能と努力もあると思いますが、家族のバックアップも大きいと思います。
特に父親の直樹さんが、家に専用の特訓部屋を作ってしまう入れ込みよう。

青いマットが引かれた部屋で、堤駿斗選手は父親とともに力をつけてきたそうです。
東洋大学ボクシング部は全員寮住まいですが、週末には実家に帰ってきて特訓部屋でトレーニングを続けているそうですよ。
さらにはオリジナルの練習メニューも考案。
その数はなんと50種類以上!
家族で夢を追いかけることができるなんて、本当に幸せですね。
堤駿斗選手のボクシングスタイル
オーソドックスなスタイルで、左ジャブとボディがストロングポイント。
プロ選手も認める左ジャブは、高速かつ正確。
確実にポイントを奪うだけでなく、ダメージを蓄積させる武器。
そして、破壊力抜群の左のボディブロー。
悶絶ものですね。
さらに高校時代のがむしゃらボクシングから、大学では足をつかう進化も。
海外選手との体格差を埋める努力をしているそうです。
今後が本当に楽しみなボクサーです!