2019年で阪神タイガースを退団した鳥谷敬選手が、ロッテに入団することがわかりました。
現役続行を求めて、入団先を探していましたが、ようやく決着です。
しかし、入団が目的ではなく、あくまで活躍するのが目的。
鳥谷敬選手のロッテでの起用法、代打や守備で活躍できるのか調べてみました。
鳥谷敬のロッテでの起用法は?
鳥谷敬選手がロッテでどのように起用されるのか。
他球団を自由契約になった38歳ということを考えれば、やはり代打か守備のバックアップ要員ということになるでしょう。
もちろん、鳥谷敬選手自身は、バックアップで満足するはずはなく、レギュラーを狙っていると思います。
鳥谷敬選手の昨年の成績ですが、打率は2割6厘で長打率は2割6分1厘でした。
ポジションはショート、二塁、三塁で、阪神でのレギュラー争いは大山選手、木浪選手、北条選手ら。
木浪選手は大活躍でしたし、やはり活きの良い若手の勢いに押されている感じです。
入団するロッテでのライバルとなるのは、藤岡選手、中村選手、レアード選手ら。
レアード選手はともかく、藤岡選手や中村選手を押しのけてレギュラーになれるかといったら難しいでしょう。
やはり、代打か守備のバックアップで出場するのが妥当なところですね。
鳥谷敬は代打や守備固めで活躍できるか?
鳥谷敬選手の代打成績を見てみましょう。
・打率.250 出塁率.364 得点圏.100
代打は非常に難しいですし、そこそこの活躍は見せていました。
しかし、阪神で代打の神様と呼ばれてきた選手たちに比べると、インパクトは残せませんでしたね。
2019年の打率は12位タイの成績で、セ・リーグの1位は巨人の陽岱鋼選手でした。
ロッテの代打は、清田育宏選手が活躍しましたね。打率.296で打点が8。
鳥谷敬選手がロッテに入団して、代打で活躍できるかといったらどうなんでしょうか。
リーグが変わるだけに未知数ですが、個人的には難しいかと思われます。
一方、守備でもバックアップとして期待されますが、衰えは隠せません。
それも昨年から衰えたのではなく、2016年ごろから守備力は下降気味です。
もちろん2017年にサードでゴールデングラブ賞を取っていますが…
・守備イニング1184 UZR-13.4 (平均は0)
むしろ打撃より、守備のほうが気になるところです。
とはいえ、素晴らしい経験の持ち主であり、練習量も豊富なレジェンド。
ロッテにもたらすものは大きいと思います。
活躍を期待しましょう!